「希望をかなえるヘルプカード」とは

　希望をかなえるヘルプカードとは，認知症の人など支援の必要な方が，望むことや周りの人に分かってほしいこと，お願いしたいことを書いて外出時に持参し，必要な場面で見せることにより，安心・安全・スムーズに外出をしたり，緊急時にも役立つカードです。
　まだまだ元気だからカードは必要ないと思われる方も，自分にあったカードを作り使い慣れておくと後々役立つことがあります。これから支援が必要になるかもしれない人も，安心して外出するために自分のカードを作ってみませんか。
このカードは名刺サイズの大きさになっています。お財布やカバンに入れたり，ネームホルダーに入れるなどして持ち歩くことができます。

使うメリットは？

• 外見からは気づいてもらいにくいことを，カードで人に伝えることができる
• 望みや不安，伝えたいことをわかってもらえる
• 自分がやりたいことをするために大事なこと（どこで，いつ，何をなど）を，カードに書いておけば忘れても安心
• 話しにくかったり，ことばが出にくくてもカードがあれば相手にスムーズに伝えることができる
• 普段から外出するときに持ち慣れていると，緊急時や災害時など，いざという場合に役立つ

記入例

• 「セルフレジで支払いしたいです。操作方法を教えてください」
• 「代筆をお願いします。この用紙に記入して手続きをしたいです]
• ​「家への帰り道を教えてください。目印は○○です。そこまで行けば帰れます」
         

カードの配布場所，入手方法

　希望をかなえるヘルプカードは，下記の相談窓口で受け取ることができます。カードを使用するにあたり，記入方法などについて相談をすることもできます。　

　・お住まい近くの地域包括支援センター
　　※リンクをクリックすると地域包括支援センターの連絡先が表示されます

　・基幹型地域包括支援センター

ヘルプカードについてもっと知りたい方

　　認知症介護情報ネットワーク（DCネット）（外部サイト）

　　※転移先ページ下部バーナー「希望をかなえるヘルプカード」をご覧ください